先週末なんですが、堤真一さん主演の映画クライマーズハイを観てきました。
この事故は今でも記憶に残っています。衝撃的な事故だったってことはその当時、小学校低学年の私でも分かりました。
映画はその事故発生とともに激動する新聞社を描いています。報道とは何か、正義とは何か、仕事とは何か、家族とは何か・・・いろいろなテーマ、見る人によってその主題が変わってくるんだろうと思います。
感想としては、ガッツリ観させられた。というか、ここんところあまりないようなタイプ映画だったので、2時間半という幾分長めの時間でも最後まで飽きないし、何よりその事故について私は何も知らないのかもしれない。と考えてしまうような心に迫る内容でした。好き嫌いは別れると思います。私は好きですね。
骨太の脚本と、映像の迫力、近年よく見るCGはいっさいナシ。今もまだこの事故で苦しんでいる人にも誠意が感じられる作りになっていると思いました。
何事も知らないことは恥だと前から言われていましたけど、大人になった今調べてみたいと思うきっかけになってくれた映画でした。